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2020年の東京オリンピックに向けてスポーツファンを増やしていくためには
アスリートにとって世間が求めていることを把握しなきゃいけない。
 
これはテレビの視聴率だったり、いろんなメディアの情報から
ある程度読み取ることができる。
 
今のところ僕の見解はアスリートが世間から求められていることは
感動ストーリー。
 
がんばっているかが非常に大事という考え方。
 
どれだけ大変な想いをしたり、困難がある中で、
崇高なビジョンを持って仲間のために、チームのためにがんばって
試練を乗り越えようとするその姿に多くの人は感動する。
 
最高のスキルやパフォーマンスを求めている人も多いんじゃないかと思うかもしれないが
実は正直言って少数派。
 
少なくとも日本では。
 
これはテレビを見ればわかるのだが、箱根駅伝や甲子園、
これらの方がニューイヤー駅伝やプロ野球の視聴率よりも上なのだ。
 
もちろん放映期間で言えば甲子園は春休みと夏休みしかやってないし、
プロ野球はオフシーズン以外は毎回放映されるわけだから
単純に比較はできない。
 
だが明らかにプレーレベルが高いプロ野球よりも甲子園の方が視聴率が高かったり、
甲子園球場が埋まるのは何故なのか?
 
1校1校対戦する前にテレビで紹介するのは特徴もさることながらストーリー。
 
ストーリーを紹介することで感動する人が増え、
応援しに行く人や観る人が増える、というわけだ。
 
それくらいストーリーに突き動かされるからだ。
細かい野球の技術や戦術よりも一般人が理解しやすいかつ感情移入できるからだと思う。
 
野球ならどの中学や高校の部活にもあるからイメージもわきやすい。
 
箱根駅伝もそう。
視聴率で言えば40%を超えることだってある。
日本人一億人いたら単純計算で4000万人見てることになる。
 
冷静に考えるとちょっと異常な気さえする笑
 
各有力校のエースランナーなどはメディアにも取り上げられることが多い。
 
それに対してニューイヤー駅伝はどうだろうか?
あなたは元旦にニューイヤー駅伝見たことがありますか?^^;
 
視聴率的にも10%程度でしょうか。
見たい人が箱根駅伝の四分の一なわけです。
 
なぜ?
お金もらって走っているわけですから実業団の選手の方がパフォーマンス的には当然レベルが高いです。
 
陸上で言えば単純に”速い”ということですが。
 
速い人達のレースを見てる方が面白いんじゃないの?
と思うかもしれませんが、
テレビで見てる人たちにはそれが残念ながら伝わらないのです。
 
つまり、パフォーマンスの高さはよくわからないので、そこはあまり気にしていない、という人がほとんどじゃないでしょうか。
 
これは映し方も問題だとは思うのですが。
誰かがママチャリでこいで選手と並走する方がその凄さがより伝わる気がしますが、それはおいといて、どれだけ速いかとか、どれだけ強いチームか、ということに興味を持つ人は多くないということです。
 
ここでも大事なのはストーリー。
箱根駅伝に出る選手1人1人、特に各校のストーリーは必ず紹介されます。
 
なぜ?
そう。がむしゃらにがんばっている姿に人は感動し、
箱根駅伝や甲子園に求められていることはまさに感動だからです。
 
しかし、これで世界で勝てる選手が出てくるでしょうか?
 
NOであることは想像に難くないと思います。
 
勝負の世界は非常にシビアです。
がんばるだけでは勝てません^^;
学生時代はそれでいいんですけどね。
 
プロになれば当然結果を求められます。
ストーリーは逆にそんなに気にされない。
 
2020年の東京五輪に向けて各競技スポーツを盛り上げようと考えるのなら
今の日本にはヒーローが必要です。
 
パフォーマンスが激高くて世界レベルで戦えて、
かつ感動ストーリーも兼ね備えている選手。
 
そういう選手がいないとその競技は
なかなかスポーツ人口が増えないと思うんです。
 
今多くの人が求めている人が感動するストーリーなのであれば
そのニーズはきちんと拾うべきです。特に学生であればなおさら。
 
しかし、日本のスポーツのレベルを上げようと思えば
絶対的に必要なのはパフォーマンスの高さです。
 
なぜなら日本のテレビというのは勝てる見込みのある競技しか
放映されないからです。
 
オリンピックで放映されるのはメジャー競技、
というよりは日本の選手が出場してる、あるいは勝てそうな種目がほとんどです。
バスケットボールなんて典型だと思います。
 
世界的に見たら競技人口も4億5000万人もいて、
NBAという非常にレベルの高いリーグがあって世界中にファンがいて放映されている。
もちろんオリンピック競技です。
 
しかしリオ五輪で男子バスケットボールが放映されているのを見た人が
どれだけいたでしょうか・・・?
 
日本代表が試合をしているのを見た人がどれくらいいたでしょうか・・・?
 
見ようと思っても番組にないから見れないのです^^;
 
これは番組制作側が世界的にはメジャースポーツでも
日本代表が勝てない競技では視聴率がとれないという
意図があるからなのでは?と思ってしまいます。
 
だからこそ東京五輪に向けてスポーツファンを増やしたり、
競技人口を増やしたり、活性化させるためには
感動ストーリーをもち、パフォーマンスが激高いヒーロー・ヒロインが
今の日本には必要なんです。
 
試合や大会でも勝てて、その人やチームにフォーカスしたときに
感動ストーリーがある。
 
こういったヒーロー・ヒロインが現れない限り東京五輪まで盛り上がって
その後は盛り下がってしまいます。
 
東京五輪をきっかけにスポーツに興味を持つ人が増え、
マイナースポーツ含め認知度があがり、競技人口も増え、
ファンも増える。
 
こういった流れができないとただ東京五輪は開催しただけで終わってしまう。
 
じゃあヒーロー・ヒロインになるようなパフォーマンスが非常に高くて
感動ストーリーも持ち合わせたアスリートをどうやって輩出するのか、
ということになります。
 
世界レベルで活躍できるパフォーマンスを短期間で手にいれるようになるには
選手だけの力では不十分だと僕は考えています。
 
それこそ選手のパフォーマンスを向上させることができるトレーナーやコーチ、スポーツ栄養士、メンタルコーチ、コンディショニングの専門家
など、様々なプロフェッショナルの力を借りることが不可欠だと思っています。
 
特に世界的に競技人口の多いスポーツで勝とうと思ったら
必須です。
 
今の日本のスポーツ界は競技人口が多いというよりは
少ないスポーツで勝ってる、という印象が強いからです。
 
どうやってアスリートのパフォーマンスレベルを上げていくのか、
どうやって人が感動するようなストーリーを作っていくのかについては
また別の記事で取り上げていきます!

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