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久しぶりの投稿です。

先日Number Sports Business College(以下NSBC)の第2期の第1回目の授業に参加してきたんですが、
インプットがとても良質なものだったので可能な限りアウトプットします。

学びを整理・定着させつつ、スポーツをやっている人にもやっていない人にも
人生をより豊かにしていく上で有益な情報が盛りだくさんなため、シェアします。

まずNSBCが設立された目的は
元横浜DeNAベイスターズ球団社長で現スポーツ庁参与、ラグビー・サンウルブズCBO、明治大学学長特任補佐など多方面で活躍する池田純氏によれば

“各競技団体やスポーツビジネスの最前線で活躍している方を講師として招き、
受講者を交えたディスカッションによりスポーツ経営人材の輩出を目指す”ということ。

実際に昨日の話の中でも
「スポーツは社会課題を解決できる最大の武器だと考えている。
誰もやってなかったスポーツビジネスを切り開いてみたい。
そのための道筋をそれぞれが示すための学びにできれば」
という話が出てた。。

例えば町づくりがスポーツと絡めたり、
街のインフラとか環境を作ったり、、、
そこに大きなお金が動くかは自分たち次第。

今までの王道スポーツビジネスだけでなく
社会課題を解決できるというのを示していくべきとのこと。

僕自身スポーツビジネスにこれから本格的に関わっていく身としては
“スポーツを通して社会課題を解決する”ということは今後もとても大事な命題になる予感がしてます。
というかそういう社会を作りたいですし(^_-)

スポーツって言葉はもちろんだけど言葉を介さなくても一体感を持って
周りの人と喜びや感動を共有できたりするし、素晴らしいエンターテインメントだから。

それで社会課題を解決できたらお金も人財もそりゃ集まってくるよなって思う。
だからこそ、その火付け役であり続けたい。

ということでややワクワクな感じで本日講師の中田英寿さんを迎える。

書く必要もないくらいの有名人なので実績やプロフィールはここでは割愛します笑

行動する上で大切にしてること

まず冒頭で彼が言っていたことで驚いたのは野菜は一切食べないこと笑
お菓子が大好きだそうです^^

いや〜これはちょっと驚きでした。。。

アスリートはストイックだしハイパフォーマンスを引き出す上で
健康を大切にするので野菜とかガンガン食べてるんだと思ってた。

個人的にはとっても親近感湧きましたけどね(^_-)
あ、この人も人間なんだなって笑
そしてそれもアリなんだなって。

ヒデさん曰く、自分の生き方というのは

「好きなことしかしない」

に尽きるそうです。

ちなみに今好きなこと何なのかということでインタビュアーさんのお話を聞いていると
“日本酒を世界の市場に知ってもらい喜んでもらうこと”
がそのうちの1つにありました。

実は僕ヒデさんの日本酒のプロジェクトはネットのニュースで見たことがあったので
初めて聞いたわけじゃなかったんですけど、その時思ったのは

“何でもともとサッカー選手だった人が日本酒というところにフォーカスしたんだろう”
ということ。

引用元:gqjapan.jp

当時シンプルに疑問に思いましたけど本人に聞けるはずもなかったので
今回お話を聞いてとても腑に落ちました。

彼は元々日本酒そのものが好きだったことはあるようですが、
根本的に”好きなことをして生きていたい”という哲学があります。

その哲学に基づいた時に

「”そもそも好きなことって何だろう?”って考えた時に
“好きなものを見つける能力”って大事だよね。

好きな人を見つけるのってすごい難しい。
それは仕事も同じ。

サッカー以外何も知らないから好きなことを
見つけるためにはまずは知らなきゃいけない。
だから世界中を回った。」

ということをおっしゃってました。

う〜ん。全くもってその通りだなと個人的には感じましたね。
人間”知らないことは想像できない”ですからね^^;

いろんなことを知って興味や好奇心を持てるヒトやモノ、コトがあれば
新しいことにチャレンジできますし、それだけ人としての幅が広がるんじゃないかと
僕は思っています。

だからこそ様々な情報をインプットするだけでなく、
行ったことないところに行ってみたり、
聞いたことがない音楽を聞いてみたり、
誰もやったことがないことにチャレンジしてみたり、
ということは今後も人生を豊かにする上で継続していきたいですね。

実際に彼はサッカーを引退してから世界中だけでなく日本全国47都道府県を
 10年かけて回っています。

すごい行動力ですね^^;
だからいろんな問題が見えてくるし、抽象度をあげて1つ上の視点から
解決する為にはどうすればいいのか?というアイデアが出てくるのかなと思いました。

あともう1つヒデさんが言ってたことで、とっても重要だなと感じたことが

「人に喜んでもらうことをしたい」

ということ。

もはやビジネスの本質でしかないし、
誰かの為に夢中になって何かして喜んでもらいたい!
というのは人の本能なんじゃないかと思います。

そして

「自分一人が喜ぶことならただの自己満足だしどうでもいいけど
より多くの人に喜んでもらいたいから、世界展開も考えるし、その為にはどうすればいいかも
考えるとアイデアが出てくる」

とおっしゃってました。

とても思慮深いというか、一つ一つの思考が深いんだろうなと
聞いてるだけで何となく伝わってきましたね^^;

きっと自分のやりたいことをやるというのが幸せ感に繋がりつつ、
結果的にそれがビジネスになっているんだろうなと感じました。

彼自身はビジネスが好きというよりは選択肢を増やす上で有利だからと
言ってましたしね。

面白いことをする為には?ということを考えた時に
ビジネスをした方が選択肢が増えるから。

ちなみに話は戻りますがヒデさんが日本酒を取り上げたのは、
彼が日本酒を好きなこと以外にも日本という市場が
世界の中でユニークで面白いのに世界市場じゃなかったことに起因しています。

「日本酒以外でも伝統工芸品など今は日本という素材が世界市場になった。
ただし、やり方が日本になってるから世界に合わせて発信していく必要がある。
日本の現場を回っていろんな問題を聞いた時に面白いなと思った。
世界でいろんなことが起きるぞと。」

そんなわけで彼は日本酒を世界市場に広げるプロジェクトを
今も続けているわけです。

サッカーも同じで人よりも考えたり知ることができれば有利になる。

サッカーで生き残るためにし続けたこと

引用元:golaco.club

「走るのが嫌いなんです。
自分より技術がある上手いやつもスピードがあるやつもいます。
だから何をすべきか考えた。人より知れれば有利になる。

 

ヨーロッパの選手に比べたら大きくないし速くもない。
その中でやっていくと関連性やイメージを大切にする。」

つまりイメージを大切にしながらどうすれば結果を出せるのかを考え続けた、
というのが彼がし続けたこと。

もちろん練習は誰よりもやってたそうです。
ただ、それは下手だったから。
とおっしゃってました。

キラーパスと言われるほどの技術の高さも含めて
誰もが上手いと認めているのにも関わらず、
本人は下手だったからもっと上手くなる為に練習していたんですね。

むしろ上手くなる為に技術を磨いていったから
周りも認めていったのかもしれないですね。

あと海外でのプレーについて聞かれた時にも

「海外に出たから特別なプレーができるわけではない。
今できるプレーをやっていく。
いつもより深くとかフェイントのタイミング変えたりと適応していった。

生き残るために考え続けた。練習の仕方から。

自分が出るためにはどうすればいいのかとか周りを研究して盗んでいく。
自分が下手だから考えないとうまくならなかった。
同じことをやっても無理だからその中で何をするか。」

とにかく彼は考えるということを当たり前のようにし続けたんだなと
感じるエピソードでした。

自分を分析して周りを分析して
どうやってより秀でればいいのかを昔から考えていますよね。

他の人にとってめんどくさい作業かもしれないですけど、
ヒデさんの場合はそれが息を吸って吐いてるのと同じ感じなんだそうです。

何よりダーウィンが進化論で述べている通り、
「強いものが生き残るのではなく
変化に適応できるものが生き残る」

ことそのものですよね。

これってサッカー以外にももちろん通じるものだと思います。

ビジネスなんかまさにそうですよね(^_-)
時流に乗った方が当然上手くいきやすいですよね。

例えばスマホ全盛期の今の時代にガラケーを使ったビジネスを進めていったら
そりゃ上手くいく確率下がりますよね^^;
(もちろん上手くいくかは時流だけではないですが)

なぜサッカーを離れたか?

チャリティーマッチでのプレーを最後に今げん材は
サッカーのプレー自体はされていないヒデさん。

指導者のオファーだってあったはずなのになぜサッカーを離れたかを
インタビュアーさんが聞いてましたが、その時におっしゃってたのは

「サッカーはプレーをするものであって教えるものでもコメントするものでもない。
自分のプレーをできないのであればやることはない。

何か聞きたい人がいるなら聞きに来ればいい。
その人が自分の問題を抱えて解決しようとしてる人には価値があると思う。
どれだけ選手が聞かないかを知ってるから指導者はやらない。」

と言ってました。
サッカー選手って指導者の言うこと聞かない人多いんですかね?笑

いや、トップ選手だからこそ自分の我というか、意見を持っているから
バチバチぶつかるのかもしれませんね。

ただ、僕はそれがトップを目指す選手にとっては日常なんだろうなと思いました。
チームスポーツで勝つ、ということを考えた時にそりゃ監督が考えてることと、
選手が考えてることがズレてるなんてことは日常茶飯事なんでしょう。

実際に彼自身小学校の時から監督に意見を言ってきたそうですから。

パワハラなんて言ったらサッカーできてないって言ってました(笑)

スポーツに限らずですけどきちんと自分の意見を相手に伝えることって
とても大事です。

それこそビジネスでも恋愛でもコミュニケーションが全てと
言っても過言ではないでしょうから。

誰に何を伝えていきたいのか、あらためて自分も意識していきます^^

今までやったことがないことをすると壁にぶつかる

チャリティーマッチを企画したのは
「サッカーというものがスポーツという枠を超えて社会との繋がりができる、。
それをヨーロッパで経験してたからなぜ日本にないのかと考えていた。」

とのこと。
当時日本にチャリティーマッチがなかったんだそうです。

なのでチャリティーマッチやっていいですか?的なことを
日本サッカー協会に言ったらダメだと言われたそうです。
“そういうルールがないからダメだ”と。

やったのは先に記者発表しちゃったから笑

引用元:takeactionfoundation.net

ヒデさん、さすがすぎる行動力ですけど
やはり「新しいことをやる」ということは
今までの仕組みや枠組みを外れる、ということなので
その中で生きてきた人からしたら斬新すぎて人が集まるかもわからなければ
予測できないことだらけなので不安要素でしかなかったんでしょうね。

実際には日産スタジアムでやって大盛況だったそうです。
きちんと見にきてくれる人がいるってことはそういったスポーツという枠を超えて
社会との繋がりを作るということが求められているということの表れでもあるということでしょう。

 

自分がプレーをすることに関しては
きちんと対価がなければいけないと考えているから。

「チケット代を払って観に来てくれる人に対してそれに値するものを
表現できるかという時にそれに見合うだけのプレーが見せられない。
だから引退しようと思った。」

とのこと。
まだ何年も一線で活躍できただろうなぁ、と思うのは僕だけではないと思いますが、
彼の中でのパフォーマンスレベルの求めているクオリティはとても高かったんでしょうね。

やはり一流の人は自分に対してとてもストイックなのかなと感じました。

鍛えるということは

今でもプロポーション的にスタイルがとってもいいというか
キレてる体をされてるヒデさんですが、トレーニングについても言及されてました。

体を動かす=鍛えるというのは間違い。
とのこと。

「トレーニングをするというのは頭を動かすということ。
自分を追い込むというのは頭を追い込むということ。
普段の生活でも追い込めるようになる。

追い込めてるかどうかの判断は体だとすぐ見える。
だからこそトレーニングする。

頭を追い込むためにトレーニングする。」

頭を追い込むためにトレーニングをする、
という視点で考えたことがなかったので僕はとても新鮮でした。

文面だけで判断すると正直いまだにちょっと理解ができてません^^;
確かに体は追い込めてるかどうかのバロメーターという点ではトレーニングはわかりやすい。

んじゃ頭は追い込めているか?と聞かれたらどうでしょう?
見た目には思考の深さなんてのは話してみるまでわからないですよね。
だからこそ普段からどれだけの思考の深さまで考えられているのか、ということを
脳みそに汗をかきまくるレベルで頭を追い込むことが鍛えるってことなのかなと。

Sakenomy(サケノミー)というアプリを作った理由

ここからはビジネスのお話。

前述したように日本酒の普及させるビジネスにヒデさんは携わってらっしゃいます。

ここに注目したのはやはり現場を回って問題を直に聞いてきたからだそうです。

「国内市場でもお酒の市場が落ちてる。
酒蔵が潰れてきて消費も落ちてる。

1つの蔵が2つブランド持ってたりするので日本全国でみたら数千ブランドある。

市場で10銘柄知ってる人はほとんどいない。
しかし市場が世界になって日本食レストランが12万件くらい海外である。
そこには必ず日本酒がある。」

とのこと。

ちなみに日本人ですら銘柄を知らない、読めない日本酒の銘柄がたくさんあります。

僕だって日本人なのに正直全然詳しくないし、読めないブランドもたくさんあります。
そんな中で外人が読めるわけがない。しかし流通はしてるという事実。

「そんな中で読めなければ選ばないと思ってアプリを作った。
写真を撮ればそれが通訳してくれて商品がわかり、翻訳してくれる。
それがSakenomy(サケノミー)というアプリ」

イケてるかっこいいアプリデザインですよね^^

このアプリによって海外の人が日本酒を選べて買えるようになりました。
日本酒ブランドができた瞬間に大きくすることも可能になります。

ちなみに。
「日本酒の品質を保つ上で温度管理って大事なんですけど
だいたい何度で管理するのがいいってわかりますか?」
とヒデさんが質問してました。

ワインだったら割と有名なのでご存知の方も多いと思うんですけど、
彼が300くらい蔵を回って聞いたところ、
いいところはマイナス温度が一番いい保存の仕方ができるそうです。

ただ、問題なのは酒蔵の人たちはその情報を知ってるけど
僕ら一般人はそう言った情報をほとんど知らないということです。

蔵を出た瞬間に誰も知らない情報になってしまう。

きっとワインも最初は同様だったんでしょう。
ワインセラーがなかったらきっと日本酒と同じ問題を抱えていたんじゃないないかと思います。
だからこそワインセラーを以って市場に教育をしたんですね。

というわけで日本酒のセラーを作ったそうです。
マイナス5度〜15度まで変化できるとのこと。

引用元:getnavi.jp

これだったらワインセラーと同じようにその業界を変えることができますよね(^_-)

目の付け所というかビジネス的な着眼点、またそれに対して現場への質問によるヒアリングから
企画創造というところまで完全に経営者の方なんだなと思いました。

このSakenomyの話は氷山の一角で、
日本人の工芸品を使うけど何焼きかほとんど知らないですよね。

今伝統産業がどんどん衰退しています。
というのも要はそれら伝統産業情報がないことが原因です。
よりいいものがわからない。どこで買えばいいかもわからない。
だから安いものに行ってしまう、という悪循環。

Sakenomyのようにテクノロジーを使うことによって伝統産業はグローバルになります。
ラベルは違いますけど別の業界でやったらそれがすごいビジネスにつながるはずです。

Sakenomyがすごいのはアプリがなければ読めない。買えない。ということ。
だったら絶対使いますよね。
そこにオンラインをくっつけたということ。そうすれば流通は押さえられますもんね。

「電子でのメニューは簡単に作れる。
直面した問題を解決しようと思ったらそうなっただけ。」

とのこと。

やはり着眼点として

「どうやって世界で撹拌させるか、というところに問題がある。」

ということです。

「プロダクトは良くても悪くても誰でも作れる。
ただし、どんなにいい商品を作ったとしてもそれは知られなければただの自己満足で面白くない。

ビジネスというよりは楽しいからやってる。
1人の楽しさじゃなくていろんな人を楽しませればそれが何倍にもなる。

楽しさは共有できる仲間がいればいるほどどんどん楽しくなる。

多くの人が楽しくなる仕組みを作る。」

ヒデさんの哲学が凝縮されてる発言ですよね。
実際にお聞きしてめっちゃファンになりました笑

これから何かイベントあったら何かと参加しようかと思います^^

 

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